第3章 馴染めないワタシ
NO side
試合は何回もしたが音駒の勝利
だけどいろんな経験ができたこと、成長を実感したことで烏野は盛り上がっていた
「百瀬さん!どうだった!?」
「すごかっただろ?」
「あ……うん、そうだね」
百瀬の対応に違和感を感じた音駒
「やっくんと話していたマネちゃんは本当にあの子ですか?」
「あの子だよ」
「ずいぶんと警戒心が強いことで」
同じチームの奴らよりも敵チームであった夜久とのほうが仲良さそうなのに疑問を覚えた
「俺も一瞬そうだったけど及川達の話したらすぐに笑顔になったぞ」
「あー及川ね、えっ!?なんで!!」
「あれが噂の幼馴染ちゃんだからだろ」
「えっ!!あの子が!?えっ!!あの子が例の幼馴染なの!?」
「そう言ってるだろ!」
「ふーんいいこと思いついた」
「おい黒尾!何するつもりだ」
「マネちゃーん」
「…私ですか?」
「そうそう及川の幼馴染のマネちゃん」
「なんですか?」
「写真とろーよ」
「え、、なんで…」
「及川に写真送ってあげたいんですよ」
「徹に…?」
「そうそう、俺ら仲良しだからさーせっかくなら幼馴染ちゃんとの写真送ってあげたいなーって思いまして」
「…それなら、」
何枚か撮ってそれを及川に送りつける黒尾
「ありがとね〜ももちゃん」
「こちらこそ…です?」
「黒尾お前…」
「クロって性格悪いよね」
「だってアイツモテるくせにあんな可愛い幼馴染いるとかムカつくじゃん」
「意味わかんねーよ」
プルルルルル
「お、さっそく…もしもーし」
「ちょっとおおおお!!!!うちのゆいなちゃんに何手出してんのさ!!」
「えー?なんのことですかぁ?仲良くしてただけなんですけどぉ」
「とにかく!!俺もゆいなちゃんに金輪際近づかないで!!」
「なんでですかー?」
するとタタタタと小走りで黒尾の横に百瀬が来る
「ん?おジョーさんどうなさいましたか?」
「徹の声…聞こえたから…」
「ゆいなちゃん!?大丈夫?襲われてない?詐欺られてない?!」
「うん?」
「本当に?なんかあったらすぐに言ってね!!」
「ちょっと俺の扱いおかしくない?てか過保護すぎでしょ幼馴染ってだけなのに」
「幼馴染兼恋人なんだから当たり前でしょ」
「「はあ?!」」