第3章 馴染めないワタシ
「朝だよー、俺と岩ちゃんはランニング行くけどゆいなちゃんはどーする?」
「…んー…いく…」
「うん、じゃあ今から準備して」
徹達の朝は早い
ジャージに着替えていつものルートを走る
2人がいる時以外は今はもう走っていないけど中学の頃は毎日一緒に走ってた
「体力落ちてないね」
「徹達がバケモノすぎてついてくのに必死だよ」
「ゆっくりでいいぞ、俺たちが合わせるし」
「んーん頑張るからいい」
朝から運動をするとすごく気持ちがいい
「はぁー疲れたぁ」
「お疲れ様、シャワー浴びておいで」
「うんっ!ありがとう!!」
順番にシャワー浴びて学校に行く準備を始める
「髪の毛俺にやらせて〜」
「え?」
「ふたつにしちゃお」
「えっだめ、似合わないっ」
「似合うよ!最近ひとつだしたまには昔みたいにふたつにしよかわいいし」
「えぇ…岩ちゃん…」
「俺も似合うと思うぞ、やってもらえ」
2人に言われると断りづらいのを知ってる奴らがずるいなって思う
「できたーかわいい〜」
「うぇ…これかわいいの?」
「かわいいよ!ね!岩ちゃん!!」
「おう似合ってんべ」
「ならいいけど…ちょっと高くない?」
「耳くらいがちょうどいいんだよ、かわいいかわいい」
「3人ともー!そろそろご飯食べないと遅刻するわよー」
「「「はーい」」」
徹のお母さんは少し早めに言ってくれるから遅刻しないで済む
「ゆいなちゃんかわいい!ふたつにしたの?」
「徹がやってくれて…」
恥ずかしくて徹の後ろに隠れると
「かわいいわ〜!!徹わかってるわね!!」
「でしょ?ゆいなちゃん本当に何してもかわいいんだよ」
「ふふはじめちゃんも徹も大変になるわねー」
「どういうことだ?」
「あらこんなかわいいのよ朝からモテちゃうに決まってるでしょ」
「いやちがっ」
「ふふ楽しみねー」
徹のお母さんは本当に徹そっくりで話がどんどん進んでいく
「あっ!そうだ!2人のお弁当も作ったけど大丈夫だった?」
「「ありがとうございます」」
「今日はパンとご飯どっちにする?」
「体調はどう?」
「朝から疲れたでしょ?」
「ちょっお母ちゃんそんなマシンガントークやめてよ!困ってるからね!?」
「ふふごめんねついつい楽しくって〜」
「もー何回目なのさ〜」