第3章 祝!入学!
そして始まったのは入学式ではなく、個性把握テスト
しかも、最下位は除籍処分。
うーん…個性つかったら皆のやる気を無くさせればいい…
って個性はもう使わないって決めたじゃんか!
てことは実力派勝負か…
運動には自信あるけど…雄英だしな…
目指せ15位以内!
麗日「哀ちゃん、一緒にがんばろな!」
哀「お茶子ちゃんだよね!頑張ろうね!」
麗日「あれ?名前言ったっけ?」
哀「あ、教室に入る前、名簿貰って覚えたんだよ!お茶子ちゃん可愛いからすぐ分かったよぉ」
麗日「そ、そぉかなぁ。ありがとね!」
とか、他の人とも話しつつ種目が終わっていく。
やっぱり出久君、無個性なんだなぁ
でも無個性で雄英入れるなんてすごいな
哀「無個性でも雄英って、凄いよね」
麗日「え?誰の事?」
哀「いずっ…緑谷君って無個性じゃないの?」
麗日「あれ?しらん?デクくんはすっごい力でパンチ出来るんよ!」
哀「そ、そうなんだぁ」
え、小6まで無個性だったよね…
そっから個性発現なんてありえるのかな?
聞いたことがない、しかも無個性のひとがでしょ…?
と、思っていたら
出久君はめちゃくちゃボールを投げ飛ばした。
う、うそでしょ…
てか、指…腫れて痛々しい…
哀「出久君、指大丈夫なの!?」
緑谷「え、や、やっぱり哀ちゃん!?こんな所で会えるなんて!」
麗日「あれ?知り合いなん?」
哀「ま、まぁ…」
やばっそうだった。あんまり関わらないようにって思ってたのに…
哀「そ、それより、指だよ指!」
麗日「そ、そうだよ!大丈夫?」
緑谷「だ、大丈夫…っ。動けるからっ」
話逸れたみたいで良かった…
まぁ転校した事になってるし…
2人が思い出さなかったら大丈夫なんだけど…