第8章 最悪の出会い
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「え、でもお、八木ってこの年まで処女だったんですよお?重くないですか笑?
初めてを捧げようとした相手はみくのこと好きになって別れちゃったんです。
翔君は私のこと好きになったらだめですよ?笑
まあみくと並んでたら八木ってかなり地味だから仕方ないけど笑」
『ちょ!みくやめてよ、どうしてそんなこと言うの、、?』
「え?みくなんか変なこと言った?」
翔「、、笑
俺は八木だけだから大丈夫だよ。」
今日のみくはいつにも増して攻撃的だ。
やっぱり自分の推しと親友が付き合うの心の中では反対なのかな、、。
翔君はそう言ってくれるけど、不安だよ、、。
そうして私の心はもやもやしたまま食事会は幕を閉じた。
「じゃあ、また今度ね!、、翔君♪」
翔「あ、あぁ。またね、みくちゃん」
『またね、みく』
翔君はこの後家に来るというので店の前でみくと別れた。
カシャ...
街の雑踏の中なにか不自然な音がした気がしたけど、この時は無事にみくとの食事会が終わったことに安心して気にも留めなかった。