第8章 最悪の出会い
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数日後、私はみくに翔君を紹介する約束をした。
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もうすぐつくよ
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みくにそう連絡して待ち合わせのレストランへ向かう。
「あ、八木!こっちこっち」
レストランにつき予約した名前を伝えると個室に案内された。
中に入るとすでにみくが待っていた。
『ごめん、おまたせ。翔君少し遅れるって 』
「、、翔君ねえ、、」
『、、ん?』
「ううん。なんでもない。楽しみだなぁ、、翔君」
こんなことになるならもっと早くこの長年の違和感を認めていればよかった。