第7章 伝わる
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あれから数日経ったとき櫻井さんから連絡があり
会うことになった。
自分の気持ちを認めてから初めてで、ドキドキする。
「おい、どうしたんだ?そんなに浮かれて」
『あ、流星。いや~なんでもないよ~』
さすがに櫻井さんに告白するなんて言えない。
流「お前、最近なんか、、綺麗になったよな」
『は!!////なに!?セクハラ!?』
流「は!褒めてやったんだよ!失礼な!」
『なにか企んでるな、、!!』
流「あー、もうお前のこと二度と褒めない」
『あ、うそうそ、すみません。流星様~』
なんてやり取りをしていると櫻井さんから連絡が来た。
『あ、もう行かなきゃ!』
流「、、彼氏か?」
『え?ち、違うよ!まだ////』
流「まだ、、?」
『うん、じゃあね~』
流「彼氏、、?」
『すみません、お待たせしました!』
櫻井さんが会社の外の道路で待ってくれいた。
車の後ろに乗り込む。
翔「はは。後ろの席なんだね。」
『はい。さすがに。』
翔「じゃあ、行こうか!」
『はい!』
ワクワクしていた。
これから始まる何かに。
櫻井さんとなら大丈夫な気がしてたから。
おしゃれなイタリアンの店に着き、個室に案内される。
翔「じゃあ、、乾杯!」
『かんぱーーーい!』
ワインで乾杯する。
翔「あの、、今日は酔っぱらう前に言いたいんだけど、、」
『、、はい。』
翔「おれ、、八木ちゃんのことが好きなんだ。」
『わ、私も櫻井さんのことがす、好きです!』
翔「うっそ!!まじ!?
やべえ、、超うれしい、、」
『わ、私もです。
過去の恋愛にトラウマがあったけど櫻井さんと乗り越えたいと思いました。』
翔「ありがとう。大丈夫、おれは絶対あんな思いさせないから。」
『、、はいっ!!』
そうして私たちは付き合うことになった。
でも、幸せだと思っていた日々に地獄のカウントダウンが始まっていた。