• テキストサイズ

天衣無縫 -夢-

第2章 ごろり



うーん
うーん
(織田作さんの友人···素直になれない···まさか安吾さん?)

(···考えてる)


すっ

さら···
「織田作さん··?」

「···柔らかいな」

「そうですか?···猫っ毛って昔から言われてまして」

「太宰にも触れられてるのか?」

「太宰さん?···うーん。余りないですね」

「太宰にされた事がないのを教えてくれ」

「えっ?」

「俺だけに··教えて欲しい」

···ドキッ
「····はい(今日の織田作さん)」





子供だ

(太宰にも触られていない髪の毛)

ふわふわして
柔らかくて


「あの···織田作さん?」

「俺は天音の柔らかい髪の毛好きだな」
/ 12ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp