第2章 ごろり
ふりふり
「天音の膝枕はね~~凄く落ち着くんだよ!」
そう言うから。
「おっ···織田作···さん!?///」
「柔らかいな」
寝転んでみた。
ーーーーー····
わふわふ
「わん!」
なでなで
「ふふっ(可愛い)」
びたんびたん
「くーー····」
「········」
「天音さん、たぬきはどうですか?」
ぽふん
「にゃー」
ぱああ
「きゃー!可愛い!ありがとうございます安吾さん!」
「はい。こちらこそ···//」
びたんびたん
「くーー····あー!ずるいずるい!」
むんず
「落ち着け太宰」
「だってだってー!犬やたぬきばかり狡いじゃないか」
「普段はお前ばかりだろ」
「私のだもん!」
「···俺もお前みたいに素直になれればな」