第11章 主人公の過去
「お腹空いたよね」
「うん」
「パスタ作るわね」
「手伝おうか?」
「大丈夫よは座ってなさい」
(やっぱり変だ)
母親は冷蔵庫から奥にあった具材を取り出しパスタを茹で始めた
(失明してるのに普通に料理してる‥‥)
そしてパスタが完成した
「はいおまたせ。の好きなミートソースよ」
「ありがとう」
は棚を見に行った
(パスタのソース‥ミートソース以外にもナポリタンやカルボナーラもあるのに‥目見えないのにどうやってミートソースを選んだの?)
「食べないの?」
「食べる食べる!チーズとりに来たの。チーズあったけ?」
「チーズなら冷蔵庫に入れたわ」