第9章 この世から
「最近捜査官をみかけるようになったね」
店長がそういうと月山はチラッとをみた
「僕もみたよ」
「捜査官?」
金木は首を傾げた
「あ‥金木はまだ知らないのか‥捜査官っていうのは喰種にとっては敵」
「敵‥」
「喰種がいたら容赦なく殺しに来るからね」
「相手は人間なんじゃ‥」
「喰種と戦える武器をもってる奴もいるからやっかいなんだよ」
「さんは捜査官と戦ったことあるかい?」
はゆっくり頷いた
「どんな捜査官だったか覚えているかい?」
「白い髪の男の人で‥肩まであるかないかくらいの髪の長さだったとおもう」
店長は顎に手をあてた
「その男はやっかいだ‥」