第9章 この世から
「真戸さんは犯人が喰種だと思いますか?」
「‥共犯者が喰種なのではと思っている」
亜門は驚いた
「共犯者?」
「全く証拠が残っていない‥喰種が食べたに違いない‥‥人間と喰種が一緒に暮らしている可能性もある‥だが‥仲間なのは確かだろうな‥‥」
真戸は顎に手をあてそういった
「そういえば亜門くん‥あれは調べてくれたかね?」
「はい。調べました。ですが今どこにいるかまではまだ」
「いいんだ。ありがとう亜門くん」
「そいつを追ってるんですか?」
「あぁ‥ちなみにそいつの赫は今私の武器の一部になっている」
真戸は武器をみせた
「赫をどうやって武器にしたんですか?」
「それは秘密だよ亜門くん」