第6章 ニュース
「ねぇ‥金木はどう思う?」
「月山さんの彼女さん?」
トーカは頷いた
「可愛らしい人に見える‥人を殺すような人には見えない‥かな‥」
「でも‥あいつのために人を殺すって‥私理解できない‥‥」
「それほど月山くんの事が大好きなんだよ。愛しているんだよ」
店長はコップを拭きながらそう言った
「この先も同じことをしたら捕まるかもしれないよね?」
「金木の言うとおりだと思う‥いくらあいつが食べて始末したとしても‥‥」
「月山くんは人間になりたいのかな‥‥」
「私たち喰種が人間になれるわけない‥そんな方法あるわけない‥‥」
すると客が入ってきた
「トーカちゃん金木くんこの話は今は終わりにしよう」
「はい」
「いらっしゃいませ!お好きな席へどうぞ」