第4章 それでも
すると玄関が開く音がした
(やばい‥習さん帰ってきちゃった‥)
は慌てて涙を拭いた
「さん?どうしたんだい?玄関で座り込んで」
「習さんまだかなって思って玄関に行ったら開く音してびっくりしただけ!」
は慌てて嘘をついた
「そうか‥ならいいんだが‥」
「習さんコーヒー飲む?」
「じゃあいただくよ」
はいつもどうりに振る舞った
(喰種だったの驚いたけど‥でもどうして習さんは今まで私を食べたりしなかったの?いつでもチャンスあったのに‥)
はコーヒーを月山に渡した
「ありがとう」
「習さんはまだ寝ない?」
「もう少し起きてるよ。眠かったら先に寝てて構わないよ?」
「私先に寝てるね!おやすみなさい」
は寝室にむかった