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【コナン】黒い闇と翡翠の光【東リべ】

第3章 contact


翌日。

いつものように双葉は5時30分に早起きして、朝ごはんの準備をしていた。
少し経ってから祖父が道場から戻ってくる。

6時すぎになり、エマが起きてくると一緒に朝ごはんの支度をしていた。
7時になってもマイキーが起きてこないため、双葉が起こしに行く。
寝癖酷くて頭ボサボサのまま寝ぼけているマイキーをたたき起こして朝ごはんを食べさせる。
食べ終わったタイミングでドラケンが迎えに来る。
エマと双葉が着替えている間に、マイキーはドラケンに髪の毛結ってもらう。
そして4人で一緒に学校へ行く。これまでがワンセット。

毎日のルーティーンである。



「マイキーはいっつも双葉姉に起こされてばっか!たまには自力で起きてみなよ!」

「やだ。双葉の目覚めのちゅーがなきゃ起きないし、一日のヤル気出ない」

「お前毎日そんなこと双葉に言ってるのか……」

『だからいっつもたたき起こしてるってわけ。もちろん、キスしてないから』

「いいじゃん!目覚めのちゅーくらい!双葉のケチ!」



こんな感じで和気あいあい(?)と登校していく4人であった。





✱✱



そしてその夕方。
授業も終わり、ホームルームもいつもより短めに終わって下校しようとしていたら、マイキーが双葉に話してきた。



「ねぇねぇ。なんかさ、うち(東卍)の誰かが喧嘩賭博とか下らないことやってんだって。だから双葉も見に行こーよ!」

「誰かじゃねぇよ、キヨマサが仕切ってんだよ」

『喧嘩賭博……』

(キヨマサ……もしかしたらここでタケミチくんと接触できるかもしれない)

『うん、じゃあ行こうかな』




双葉はマイキーとドラケンに誘われ、一緒に喧嘩賭博をやっているとこまで足を運んだ。




一方、喧嘩賭博の方ではタケミチとキヨマサのタイマンの喧嘩が行われていた。
身体が弱い山本の代わりに買って出たタケミチ。
力の差は歴然としていて、勝敗は誰もがわかる結果になっていた。

だが、ボコボコにされてもタケミチは諦めずにキヨマサに盾突く。

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