第5章 東京卍リベンジャーズ・松野千冬
顔を覗き込んだ俺の瞳を真っ直ぐに見つめて
レイナは頷いてくれた
『……大好きな千冬君に……私の全部…もらって欲しい…』
潤んだ瞳で見つめるレイナが
愛おしくて
「……分かった…」
想いを伝えるようにキスをした
「……ありがとレイナ…」
(……オレも……同じ気持ちだよ……)
さっきよりも深く舌を絡みつかせながら
舞い上がりそうな心を落ち着けてブラウスのボタンを外す
『……んん………っはぁ……』
前をはだけさせると
淡い色のブラがあらわになった
(……か……かわいい……)
「何で俺の好きなデザイン知ってるの⁇」と問いただしたくなる程
好みドンピシャのフリルとリボン
見ている分には良かったけれど
今はその中に早く触れてみたくて
ブラウスを脱がせた
首筋から鎖骨へ
唇を滑らせていく
胸元まで降りたところで
背中に手を回してブラのホックに指を掛ける
「……」
イメトレの甲斐あって
自分でも驚くほどスムーズに外せた
(……難関…クリア…)
気付かれないようにホッと息をつき
ブラの裾から手を入れて包むように触れた時
俺は「…ぇ…?」と声を出しそうになった
「……っ…」
レイナの胸は
想像していた以上に柔らかかった
(……何だよこの感触……マシュマロみてー…)
指の間からこぼれ落ちそうな膨らみを
優しく円を描くように揉みしだくと
彼女は恥ずかしそうに顔を背ける
ブラの紐を肩から外して
固くなり始めた先端を啄む
『……ぁあん………んっ……』
「……っ…」
敏感過ぎる反応に少し戸惑いつつも
叩き込まれた手順通り
彼女の反応を見ながら舌で転がすように舐めた
『……あっ…んん………はぁ…ん……』
「……っっ…」
(………ヤベぇ…………声……可愛すぎ……)
展開を進める度に
現実が予習を上回ってくる
俺は
次第に平静を装うのが難しくなってきた