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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第11章 東京卍リベンジャーズ・三ツ谷隆(続編)




呼吸を整えた後
2人の身体を綺麗にしてから
レイナを抱きしめるように横になった


心地良い疲労感を感じながら
柔らかな髪に顔を埋めていると
腕の中で彼女の声がした


「…………昨日…ルナとマナに会ってきたよ……すごく元気そうだった…』

「……そっか……いつもありがとな…」

『………2人共…お兄ちゃんに会いたがってたよ?……たまには連絡入れてあげなよ…』


カタギの道を外れたオレが実家へ寄り付かなくなったことを
レイナは残念に思っているようだった


「……いいんだよオレの事は……アイツらの側には母ちゃんが居るだろ…」

『…またそんなこと言う………おばさんだって…きっと隆に会いたいと思ってるよ?………っ…隆だってホントは皆と…』

「いーんだよ」


そう言って
抱きしめた腕に力を入れる


「………オレの側には……オマエが居てくれれば…………それだけでいいんだ…」


額にチュッと水音を立てて口付け
瞳を覗き込むと
黒い瞳が微かに揺れた


「………明日休みなら…ゆっくり寝てろよ……朝飯はオレが作る…」


話を切り替えるようにそう言ったオレに
レイナは笑顔を見せてくれた


『……………ありがと…………隆…大好き…』

「……」

『……こーんな優しいダーリンがいて……私は幸せ者だぁ…』

「…………フッ………そりゃどーも……」




おどけたように笑う彼女の額に

オレは
もう一度そっと口付けた










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