第2章 東京卍リベンジャーズ・柴八戒
彼女の息が整うのを待ってから
身体を繋いだまま場所を入れ替えた
胸の下に組み敷いたレイナの乱れた髪が
汗で首筋にはり付いているのがとても官能的だった
そのまま
覆い被さるようにして唇を塞ぐ
『……んんっ…』
ゆっくりと腰を引き
深く沈める
繰り返すうちに
痙攣が収まったばかりのレイナのナカが
再びヒクつきだす
『……っ…はぁ……ん………いい……………気持ち…いいよ八戒…』
長い脚が
オレの腰に強く絡みつく
『……あんっ……んっ…………また……スゴいの…来ちゃう……』
「……ハァ……ハァ……ハァ……」
『………八戒………一緒にイッて…?』
「……分かった……」
ベッドに両手を付いて激しく腰を動かすと
レイナは胸の下でよがり乱れた
美しい顔が
苦しさを伴う快楽に歪んでいくのを見つめながら
オレはいつしか
残酷な満足感に興奮を覚えていた
『……あぁっ……あっ………イ…ク………もぉイッちゃう……』
その声と同時に
彼女のナカが大きく痙攣を始める
搾り取るような動きに逆らうように
自分のモノを引き抜くと
先端を包むようにして
手のひらの中に卑屈な欲望を吐き出した
軽くシャワーを浴び
バスローブを羽織って部屋へ戻ると
広いベッドの端の方でレイナは眠っていた
彼女の寝顔が安らかで
オレは
少しだけ救われたような気がした