【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第48章 都会の光の中で ☆
突然真剣な顔してそんな思い台詞を吐かれて戸惑うリラを抱きしめ、背中を支えながらゆっくりと奥の奥まで肉棒を滑らせた。
「あぁぁっ…」
「ずっと…一緒にいて欲しい」
「ん…ぅんっ…好き…零」
リラに好きだと言われるだけで、簡単に果ててしまいそうになる身体を何度も突き動かしながら、まるで獣のようにリラの身体を貪った。
「リラっ…ぁ…」
「んっ…ぁあっ…」
ギシッ…ギシッ
行為が激しくなるにつれて、ベッドのスプリングが軋む。
これからもずっとこのベッドで、リラと夜を明かして一緒に朝を迎える。
そんな毎日が続いて欲しい。
たったそれだけの願いなんだ。
「リラ…っずっと…一緒にいて…」
「いるよ…っ…零…」
はあはあと荒い息を吐く合間に何度もそんなやりとりを交わして、だんだんと限界に近づいて来た僕は、リラの身体を抱きしめる力を強めた。
イク瞬間、我慢しようとしてリラの華奢な身体を折れそうなぐらい強く抱きしめると、リラは可愛い声で言った。
「あっ…我慢しないで…ナカにちょうだい…」
そう言われると我慢できるはずも無く、僕はリラのナカに白濁の液体を吐き出した。
ドクドクと脈打つ自身の先割れから流し込んだ欲望は、リラの身体を中から汚した気がした。
それでも良い。
リラが僕の隣にずっといてくれるなら、何度でも君を汚してあげる。
なんて、自分本位なことばかり考えながら、リラがちゃんと僕との情事で果ててくれた喜びを噛み締めた。
腕枕をすると、ぴと…と身体にくっついてくるリラ。
全世界が敵に回っても良い。
リラを手放す覚悟なんて、できるはずもなかった。
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