【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第47章 夢を奪う権利 ☆
愛しくて、嬉しくて、僕はまた最低の質問を投げかけた。
「リラ…ゴムつけてない…このまましてもいい?」
「…っ…いい…よ…」
「ナカ出ししてくださいって言って?」
「ナカに…零の全部出してください…」
「よくできました…」
あぁ、こんなに最低な僕に従順なリラを抱けば抱くほどまた好きになる。
「好きだよ…好きだ…」
「っ…たしも…好きっ…」
好き
という言葉が、2人を縛っている気がした。
リラの身体を後ろから貪りながら、耳元で何度も好きだと囁くと、リラは嬉しそうにわたしもと言ってくれる。
このまま、リラをペットか何かにして、僕の元に首輪で繋いでおけたらいいのに。
そう思った瞬間、挿入していた肉棒の先割れから、リラのナカに勢いよく欲望の白い液が飛び出した。
昨日、リラがナカに出してと言った理由がわかった気がする。
きっとリラも、僕を繋ぎ止めたかったんだ。
離れたくなくて、相手の気持ちを測ろうとしてこんな方法しか思いつかない。
似たもの同士だな…
ズル…と入っていたモノを抜くと、同時に受け止めきれなかった白濁の液がリラの太ももを伝って、ぽたりと落ちた。
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