第33章 降谷零の右腕になるには　☆

安室side


おかしいな。
最初は単純に、リラに背中を洗われるのが気持ちいいなーと思っていただけだったのに。

前を洗うのに、正面からは恥ずかしいから後ろから手を回して洗って？と提案したら、リラは後ろから抱きつくみたいな体制で僕の腹筋をスポンジでゴシゴシと洗い始めた。

背中に、リラの柔らかい胸の感覚を感じ、だんだんと変な気分になってくる。

気づいたら、僕の欲望はあっさり上を向いていて、リラにコレも手で綺麗にして？なんて言ってた。

リラは言われるがまま、手のひらに泡を付けてそれをゆっくりと握った。


そして上下に動かされると、気持ち良すぎて思わず身体が反応する。

もっと
もっと…


「っ…もっと、大きくしごいて…」

「ま、待って…そんなつもりじゃ…
ただ、身体を洗おうと…」

「僕はそんなつもりになった」


有無を言わせずに、リラの手の上から自分の手を重ね、いつも自分が一人でする時のように大きく手を動かすと、またむく…と硬度が増す。


「や…れ、零のエッチ…」

「そうだよ？だからこんな硬くなってるんだ」


開き直ってそう言うと、リラは泡で滑らせながら僕のモノを一生懸命上下に動かす。


だんだん気持ちよくなって来た僕は、リラの手を引いて僕の目の前に座らせた。

さっきは、正面から身体を洗われるのは恥ずかしいと言っておいて、今度はリラに僕の肉棒を向けながら、意地悪に微笑んだ。


「リラの口でイかせて？」

「うん…」


そう命令すると、リラはお湯で泡を洗い流した後、ゆっくりと自分の口に肉棒を含んだ。


「気持ちいい…奥まで咥えて？」


そう命令すると、リラはグッと喉の奥まで肉棒を飲み込んだ。