【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第30章 ジェラシーの温度 ☆
零はゆっくりと膝を折り、浴槽の端に腰掛けると、杭になっている状態のわたしのアソコから肉棒をゆっくりと引き抜いた。
とぷ…と零が射精した精液がわたしの太ももに垂れ、それを零が丁寧に洗い流してくれた。
「すみません。外に出そうと思っていたのに、我慢出来ず…」
「ん…大丈夫…」
そう言うとわたしを抱きしめたまま、また湯船に腰を下ろした。
零の首に抱きついたまま、くたくたになった身体を零の逞しい身体に預けていると、零は頬にキスをしながら言う。
「あんな可愛いヤキモチ、もっと妬いてくれていいんだよ?」
「わたしの身体がもたないよ…」
そう言うわたしをよそに、わたしのお腹にグッ…と何か硬いものが当たる。
「え…」
「言っただろ?今日はリラを抱き続けるって」
「ま、待って…嘘でしょ?だってさっき…」
「リラ…好きだよ…」
有無を言わさずわたしの唇を奪い、零はまたわたしの身体に手のひらを這わせる。
そして文字通り、この日はお風呂でもう一度、身体を拭いて布団で朝までずっと零に抱かれる羽目になったのだった。
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同じ頃
自分達の部屋に戻った大澤、真壁、涼宮は3人で露天風呂に入りながら談笑していた。
「それにしても、リリー。
どうして降谷にまたね。なんて言ったんだ?」
「あぁ。またすぐに会えるの、知ってるから」
「?何?デートの約束でも取り付けた?」
「1日で終わるデートなんかより、もっとずっと濃密な時間をね。」
そう言って涼宮リリーは不敵に笑った。
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