第23章 The Little Mermaid ☆

安室side


リラを優しくベッドに寝かせると、リラは僕の腕をぎゅっと掴み、自分の手をカタカタと震わせた。


「震えてる…」

「…大丈夫…して？」


まるで、初めてリラを抱いたときのようだ。

僕はリラの唇を優しく奪いながら、そっと背中のホックを外した。

緩くなった下着の隙間から手を滑らせると、リラはびくっと身体を揺らす。


「リラ…好きだよ…」


そう言いながら、リラの柔らかい胸に手のひらを這わせると、心臓の音が手を伝って聞こえてくる。

どく。どく。

リラが生きてる音がする。

そのままゆっくりと胸をやわりと揉むと、リラは小さく声を漏らした。


「っぁ…ッ」


そして、手に伝わるリラの心臓の音が速くなる。
それがたまらなく愛しくて、僕はリラの胸の突起に吸い付いた。


ぢゅ…


「っんあ…ッ」


舌で転がしてゆっくりと離すと、ぴんと勃った突起が僕の唾液で艶めいている。


その光景に興奮を掻き立てられ、まるで理性を失った獣のように、リラの両胸に吸い付くと、リラは高い声を上げながら僕の頭を抱いた。


「っあぁぁッ…」


くちゅ…チュ…ちゅく…


舌で何度もリラを愛撫しながら、僕はゆっくりと太ももを撫でながら、秘部へと手を這わせていく。