【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第20章 僕のこと好きだろ? ☆
そんなわたしの様子を見て、零が片腕で後ろからぎゅっと抱きしめながら言う。
「リラ…可愛すぎる…
下手くそだね」
「だっ、だって!」
かああっと顔を真っ赤にして背けると、零はわたしのナカに挿れていた指を、クイッと折り曲げてわたしの気持ちいいスポットをさすった。
「ひあっ…!」
「ごめんな、意地悪して。
リラ好きだよ…可愛すぎておかしくなる…」
「あっ…れ…待って…」
零の指がわたしの感じるところを執拗に攻め立て、いつもと違った感覚がわたしの中に押し寄せてくる。
グチュッ…くちゅ…
水音の大きさもいつもより大きくて、いやらしい音がする。
「あっ…やだ…や…なんか…」
何かが這い上がってくるような感覚に、わたしは本能的にそれを拒絶しようとする。
「やだ…零っ…やめて…あっぁ…ア…」
何か出る…
そう思った瞬間、わたしの蜜壺から大量の液体がプシュッと音を立てて噴き出した。
「あぁあっ…や…」
わたしから出たソレは、零の手首を濡らし、わたしは思わず顔を両手で覆った。
「や…」
わたしから出たものの正体がわからず、恥ずかしさで顔を覆っていると涙が出てきた。
零はそんなわたしを優しく抱きしめながら言う。
「潮吹くほど、気持ちよかった?」
「しお…?」
何もわからないわたしに、零は髪を撫でながらおでこにキスをした。
「うん。気持ち良かった証拠だよ」
そう言いながら、零はゆっくりとソファーの下に腰を下ろし、大きく開いたわたしの脚の間に顔を移動させた。