【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第19章 愛しい味 ☆
零がちゃんと満足できたのか不安になっていると、零はわたしの腕を掴み、後ろを向けるとお尻を突き出させた。
恥ずかしい体制にかあっと顔が熱くなり、わたしは思わず零の顔を見た。
「れ、零?だって…さっき…」
「リラがエロいのが悪い」
そう意地悪に微笑んだ零は、わたしのナカに自身をゆっくりと挿入した。
ズッ…
「あっ…やぁ…」
突然やってきた圧迫感に、わたしは思わず声を上げる。
そんなわたしに、零の意地悪な言葉攻めが始まる。
「おかしいな。
僕はリラに触れていないのに、どうしてあっさり入るほど濡れてるんだろうな」
「あっ…い…いじわる」
「僕の咥えて濡らしてたんだ?
可愛いね…」
「や…ちが…っ…」
「違う?リラがさっきまで美味しそうに咥えてたのが、今ナカに入ってるよ」
零は意地悪にそう微笑みながら、わたしの腰を両手でホールドしたまま、後ろから勢いよく腰を打ち付ける。
零の甘い声から吐かれる意地悪な言葉が、わたしの脳を溶かしてもう何も考えられなくなる。
「やっ…ぁあ…」
「っ…リラ…
リラの口も気持ちいいけど、やっぱりリラのナカが1番好きだな」
「あ…ぅ…」
もう返事すらできないほど、わたしの身体は零に骨抜きにされている。
前戯すらしていないくせに、だんだんと頭が真っ白になってきて、零にどんどん高みに連れていかれる感覚。
「あ…零…イっちゃう…」
後ろから攻め立てる零を振り返りながらそう言うと、零はぴた…と腰を振るのをやめた。
「え…」
突然快感がストップしたわたしは、焦りながら零を見る。
「零…?どうしてやめるの?」
「イカせて欲しい?」
零はわたしのナカに入ったまま、意地悪に微笑んだ。
ずくん…ずくんとわたしのナカが早くイきたくてムズムズする。
「零…意地悪しないでよ…」
はあはあと熱い吐息を吐きながらそう言うと、零はわたしの耳元で甘い声で囁く。
「おねだりして?」
「っ…イかせてください…」
ズッ…
「ああぁあっ…や…ぁっ…」
おねだりしてすぐ、零がわたしのナカにまた挿入して、わたしはすぐに絶頂を迎えた。