【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第17章 似てない家族 ☆
お風呂で何か嫌なこと言われたのかな…?
そんな気がしてならなくて、零に問いかけると零は耳元で微笑みながら言う。
「何もないよ…
ただ、リラに触れたくて仕方ないだけ」
そう言いながら、零の大きな手がゆっくりわたしの太ももを撫でた。
「あっ…ちょ…待って…」
「待たない」
太ももの間までつう…と指でなぞられると、わたしの息がだんだん荒くなってきた。
「ぁ…っ…」
「リラ…抱いてもいい?」
耳元で、吐息混じりにそう言いながら、零の人差し指がショーツ越しにわたしの蜜壺の入口をなぞる。
「あっ…だ…め…」
お兄ちゃんが、すぐ隣にいるのに…
今したら、声だって我慢できないし、ベッドの軋む音も、息遣いも、絶対バレるよ!!
そんな風に焦りながらフルフルと首を横に振ると、零はお構いなしに攻撃を仕掛けてくる。
ぺろ…と耳たぶを噛んで、吐息を吹きかけながらまた耳元で零の声が響く。
「したい…」
「ぁ…ッ」
ピクッと一瞬身体の力が抜けたとき、零の指がショーツの間から直接蜜壺の入口をなぞる。