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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第19章 恋をしたい幽霊


今度はヤタカのところへ行く。
「ヤタカ…折り入ってお願いがあるんだけど…。」
ヤタカ「なんだい??…まさか面倒ごとに巻き込もうとか!?」
「ちょっと付き合ってほしいだけ!」
ヤタカ「付き合っ…君はクグラがいるじゃないか!それに僕にはキクリが…」
「いやいや、私でなくてこの子ね。」
幽霊「はじめまして。幽霊のユマと申します。」
ヤタカ「…ややこしい言い方はやめたまえ!」
クグラ「ヤタカお前、涼子と付き合えると期待したな!涼子は俺のことが好きなんだからな!!」
ヤタカ「…はっきり言っておくが僕は涼子みたいな女性は異性として好むことはない。もっとお淑やかで気品のある女性でないと僕は受け付け…イテテテテテ!!」
ヤタカは涼子に卍固めをやられる。
「この野郎!ムカつくこと言いやがって!」
クグラ「涼子!身重なんだからあまり激しい動きはやめた方がいいぞ!」
ヤタカ「少しは僕の心配をしたまえ!!ん?また妊娠したのかい??」
クグラ「妊娠してひと月だってさっき俺も聞いたばっかなんだ。」
幽霊「あの…私の成仏のこと忘れてませんか?」
「あぁ、すっかり忘れてた!ところでヤタカでいい??てか、ヤタカで妥協しとこうよ!」
ヤタカ「あー!さっきの仕返しだな!?妥協とはなんだ!失敬だぞ!!」
幽霊「…神経質そうな方はちょっと。もう少しおおらかな方がいいです。」
「え〜贅沢だな。ブ男じゃないんだからとにかく良くない?」
幽霊「そういう問題じゃないんです!見た目も中身も素敵な方がいいんです。一度だけのことなんですから!」
「はぁ〜。じゃぁヨルナミさんのところに行ってみる??」
クグラ「おっ!今度は『押し付けるか』って言わなかった!」
「なんかヨルナミさんには言ってはいけない気がして。上の身分の方って感じだし。」
ヤタカ「僕にはいいのか!?」
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