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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第14章 子供になった神鞘ズ


ある日の朝、涼子達は家族でのんびりと朝食を食べていた。
すると突然勢いよく扉が開いた。
?「涼子ー!!たしゅけてくれ!!」
「この前のヤタカもだけど最近遠慮なく扉開ける人多いよね〜。扉が壊れたらどうしてくれるんだか。ところで坊やはどちら様?」
?「坊やじゃねぇよ!!いいから俺と来い!!んがっ!!」
クグラはその子供に軽くゲンコツをした。
クグラ「おい!俺の涼子を気安く呼び捨てするな!!そして涼子に触れるな!!」
「怒るのそこなんだ。」
?「いってぇ!何すりゅんだよ!クグラのアホー!んぎゃー!!」
今度は拳で頭をグリグリやる。
クグラ「誰がアホだと!?」
「ちょっとクグラ!相手は子供なんだからやめなさいよ!」
?「くそ〜!!…つーか、こんなことしてる場合じゃにゃいんだ!涼子頼む!カグツチに来てくりぇ!!」
「いや、だから僕?先ずは名乗りなさいって。」
?「なんだよ!分かんねぇのかよ!俺はカンニャギだ!!」
クグラ「は?カンニャギ??」
「カンナギって言いたいんじゃない?舌足らずだからニャになっちゃうんだねぇ。…ん?カンナギ??」
カンナギ「そうだよ!カンニャギだよ!!」
クグラ「ギャハハハハハ!!カンニャギだって!!ニャだって!!ギャハハハハハ!!ヤベェ!笑いが止まらねぇ!!」
「プッ…クグラ、笑い過ぎ!」
カンナギ「うるしぇー!!」
カンナギはクグラの脛に蹴りを入れる。
クグラ「んがっ!地味に痛っ!!何すんだよ!?」
カンナギ「お前が笑うかりゃだ!!」
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