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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第145章 叔母再び


クグラ「…………うん。今までに食べた事ない味だな?」
圭子「で?美味しい?不味い?」
クグラ「………男にそんな事言わせるなよ。」
圭子「はっきり不味いって言え!!もぅ!失礼しちゃうわ!」
圭子はすっかり拗ねてしまった。
トミテ「おばちゃん!拗ねるな!おでとあしょぶじょ!」(俺と遊ぶぞ!)
「そうそう!おやつはとりあえず終わりにして姉ちゃん!子供らと遊んでやってよ!」
圭子「……いや!私の手作りケーキを美味しいと言ってくれる人を探す!」
「え!?」
圭子「とりあえず、この城の属鞘達に食べさせてみましょう!実は属鞘やら涼子達の友達やらに配ろうと思って小さいサイズのケーキを沢山作ってきたし!こっちのは大人向けに私秘伝のスパイスを隠し味に使って作った特製ケーキよ!」
「えー!!そんなのなんで作ってるのよ!!やめようよ!」
圭子「大丈夫だって!こっちのケーキはあんたのパパに味見させたから!一口食べたら顔赤くしてメッチャ酒進んでたし!」
「(パパ…怒らせると厄介だから必死に酒流し込んだのね…。)まぁ、私のパパはちょっと?独特だからさ…とりあえずやめとかない?」
圭子「あんた心配性ね〜!大丈夫だって!」
そう言うと強引に属鞘達にケーキを配り食べさせて全員、風の鞘なのに口から火を噴いたのであった。それからは属鞘達の間で圭子の手作り料理は危険なので食べてはいけないという決め事ができたのであった。
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