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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第143章 愛してる (超短編)


ある昼下がり、夫婦二人きりでソファで寛いでいるとクグラが涼子に尋ねる。
クグラ「なぁ…涼子?俺の事好き?」
「ん?好きじゃないよ?」
クグラ「えっ!?なんで!?俺何かしたか!?いつも俺の事好きって言うのに!!」
クグラは半泣きになる。
「そうじゃないよ〜。あのね、好きじゃなくて大好きだよ?」
クグラ「えっ……なんだ…驚いたじゃねぇか。よかったぁ…。」
「ごめんごめん!クグラ…大好きだよ。」
クグラ「……俺は大好きじゃないぞ!」
「え〜…もしかして大好きじゃなくて愛してるとか?」
クグラ「…なぜ分かった!?」
「クグラの考えてる事くらい簡単に分かりますよ〜!夫婦だしね?」
涼子はクグラの肩にもたれかかる。
クグラ「涼子…俺が今したい事分かるか?」
「………チューしたいの?」
クグラ「ふっ…やっぱり分かったか。」
そう言うとクグラは涼子に口付けをする。
クグラ「涼子…愛してる。」
「私も…クグラを愛してるよ。」
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