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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第13章 呪い屋


城に戻る
エト「お前たちとんでもない目に遭ったな。」
クグラ「あぁ、…涼子…大丈夫か?」
「…さすがに大丈夫とは言えない。クグラは?」
クグラ「俺も…気分が悪りぃ。」
エト「とにかく、いつその呪い屋に狙われるか分からない。子供らは当面の間侍女たちに任せて涼子は自分の身の安全を守ることに集中してくれ。」
「わかった。子供ら巻き込んだら大変だもんね。念の為に城に結果を張って邪気のある者は入れないようにしとくわ。」

それから数日変死事件は続いた。被害者は皆、涼子殺害を拒否した者だった。
「クグラ、今日変死事件があった場所教えて?行ってくるから。」
クグラ「ダメだ!お前狙われてるんだぞ?」
「だってこのまま隠れてても解決しないよ!またどんどん被害者が増えていく…。お願い!早く解決して元通りの生活に戻りたいの。だから…」
クグラ「…わかった。でも俺も着いて行くからな?どんな時も俺らは一緒だ。」
「クグラ…。ありがとう。」
2人は属鞘達に見つからないように城を出た。
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