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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第137章 ハツイに求愛?


そしてよく、ハツイとその女の子が会う場所へ向かった。
女の子「あー!ハツイ〜!!」
ハツイ「げっ!?出た!!」
「げっ!?って…ちょっと酷くない?」
ハツイ「だって!断ってんのにしつこいんだもん!」
クグラ「つーか、結構可愛い子じゃねぇか?イナミには負けるけど!」
「だよね?お父さん、何がダメなわけ??」
ハツイ「だから乳が問題なんだよ!ぺったんこだろうが!」
女の子「ハツイ!一緒に遊ぼう?夫婦ごっこ!」
クグラ「結構ませた子供だな…。」
ハツイ「悪いが…俺は今、イナミと遊んでるんだ。」
女の子「その子誰?」
ハツイ「俺の恋人だ。だから俺の事は………んげっ!!」
女の子はハツイに蹴りを入れた。
女の子「この浮気者!!この前私の事好きって言ったじゃないの!」
「え!?そうだったの??」
クグラ「なんだよ、親父から口説いたのかよ…。」
イナミ「じい……じゃなくてハツイ君!好きって言ったならちゃんと責任持ちなさい!」
ハツイ「いやいや!そんな覚えはないぞ??」
女の子「言ったわよ!ちょっと前に『彼女〜!…ヒック!俺の恋人にならない?…ヒック!!つーか、嫁になれよ?楽しい事いっぱいしようぜ〜!ゲヘヘ!!』ってしゃっくりしながら私を口説いたもん!」
「口説いたって…。てか、お父……ハツイ君?本当に覚えてないわけ?」
ハツイ「………あー!!アレか!!」
クグラ「アレって何だよ?」
ハツイ「実は……この前、親父の酒をちょっくら拝借してな?流石に子供の体なもんで一口飲んだだけで見事に酔っ払っちまってさ……その時の記憶が全くないわけよ。たぶんその時にやらかしたのかと……。」
イナミ「うわぁ…なんかおっさん臭い。」
クグラ「ったく!しゃーねぇな!ガキのくせに酒なんか飲むなっての!」
ハツイ「だってお前の親父やってた頃は祝い事がある時しか飲めなかったしさ……今は昔と違って自由に飲めるから飲みたくて…。」
「そんな小さい体でお酒なんて飲んだら危ないでしょ!中毒症状起こしたら大変な事になるんだから!!」
ハツイ「だから大人になるまでもぅ飲まないって。まぁ、そういうわけで!記憶にないので俺の事は忘れてくれ!」
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