第12章 吸血鬼VSヒモロゲ
10分後
吸血鬼が3人の前に現れた。
吸血鬼「あぁ、美しい娘達よ!君たちは可憐な花のようだ!」
「うわっ!臭い台詞言ってる!」(木の陰からコソコソ)
クグラ「なんかヤタカのドッペルゲンガー思い出すよな!」(同じく木の陰からコソコソ)
吸血鬼「さぁ娘達よ。僕の胸に飛び込んでおいで!」
ヨルナミ&ヤタカ&カンナギ「!?(ゾゾっ!!)」
「ちょっとお待ちなさい!!」
吸血鬼「ん?なんだ小娘か。僕は子供に興味はない。あっちに行ってくれ。」
「子供じゃないわよ!!失礼ね!ヒモロゲ!!出番よ!!」
クグラ「よし来た!!」
クグラがヒモロゲを包んでいた布を取る。そしてみんな密かに持っていたマスクを装着する。
ヒモロゲ「ハーハー!!苦しかった!死ぬかと思ったぞ!!」
ヒモロゲが喋ると凄まじいニンニク臭が…。クグラが極飛で風を操り吸血鬼に匂いが行くようにする。
吸血鬼「んがー!!なんだこの凄まじい臭いはー!!鼻が曲がる!目がしみる!!呼吸ができない!」
予想通り苦しんでいる。そしてお札に封印した。
「よし!完了!!」
ヨルナミ「ヒモロゲご苦労!」
ヨルナミはマスクをしたまま離れたところから言う。なぜ離れたままかは分かるだろうが非常に臭いからである。
「あっ!カンナギ。この札燃やしちゃって!」
カンナギ「おう。」
吸血鬼は完全に消滅し一件落着!
2日後
ヒルコ「ヨルナミ様…あれから二日経ちますがヒモロゲの奴ずっと臭いんですが…。」
ヨルナミ「相当な量食べてましたからね。しばらく近付きたくないですね。」
ヒモロゲ「…あぁ、あの料理また食べたい。げふっ!」