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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第128章 主人公の誕生日の話


産婆「ほらほら!お二人とも、イチャイチャしてないでお子様二人を抱いてあげてください。」
クグラ「あぁ!そうだったな。」
涼子とクグラは一人ずつ赤ん坊を抱く。
「ウルキの生まれたばかりの頃にそっくりだね…。」
クグラ「そうだな…。イナミとウルキもこんなに小さい頃があったんだよなぁ。」
「ねぇ、ところで名前は考えといてくれた??」
クグラ「あぁ。先に生まれた方が『ヒキツ』、後から生まれた方は『トミテ』なんてどうだ?」
「ヒキツとトミテ……いいね!決まり!」
クグラ「よし!兄さんとイナミとウルキにも会わせないとな!」
そしてエト達も赤ん坊とご対面する。
エト「……なんて可愛いんだ…。クグラが生まれた時にそっくりで……。」
エトは感動して泣き出す。
「エトさんまで…。」
エト「………他の属鞘達に知らせてくる。」
泣いたところを見られて恥ずかしくなったのかエトは部屋を出る。
「…イナミ、ウルキ。弟達が生まれたんだよ?」
涼子はイナミとウルキにも赤ん坊を見せる。
イナミ「赤ちゃんシワシワね!」
ウルキ「おしゃるしゃんだ!」(お猿さんだ!)
クグラ「おいおい、そりゃないだろ?可愛いじゃねぇか。」
イナミ「ん〜…かあいい!!」
ウルキ「いい子いい子!」
「仲良くしてあげてね?」
イナミ&ウルキ「「あ〜い!!」」
「……無事に生まれたし、最高の誕生日になったわ。」
クグラ「あぁ。……あのさ、俺から誕生日の贈り物あるんだけど…。」
「え?」
クグラ「受け取ってくれ。」
「これは………」
クグラ「胸のとこ開いてるから授乳するのにぴったりだろ?」
「……あのさ、これ授乳服じゃないよね?」
どう見てもスケベ心満載の服である。
クグラ「…細かい事は気にすんなって!イチャイチャできるくらい元気になったらそれ着てお楽しみしようぜ!」
「二人きりのクリスマスの時と同じオチかよ!!」

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