第125章 クグラの母の話

「で？その後は？？」
ハツイ「……母さんが長男のエトを妊娠中に俺が調子に乗って他所の女の子にちょっかい出したら母さんに池に突き落とされた。」
クグラ「うわっ…最悪じゃねぇか！」
「妊娠中の浮気とか最低よ！」
ハツイ「いやいや、浮気まではしとらんよ？ちょっと酒入れて『彼女〜！おっぱい大きいね〜！俺と遊ばない？』って誘ってたら、すぐ母さんに見つかって殴られて池に突き落とされたし！」
「ただ、未遂で終わっただけじゃないの！」
ハツイ「うん。まぁ未遂だったので『今度やったら息の根止める。』って池に落とされた俺を見下しながら言ったなぁ。…ここだけの話、あの時ちょっと興奮したりした。」
クグラ「うげっ！気持ち悪っ！！」
「なんかお父さんが今と変わらずただのスケベで変態だってのは分かったけど…お母さんがウブでなかなか進展しなかった事と浮気者のお父さんを池に突き落とした事以外何かないの？？」
ハツイ「ん〜……あっ！母さんはとても娘を欲しがっていたなぁ！エトを妊娠した時絶対に女のはずと自信満々に言ってた！」
クグラ「けど男だったんだろ？ガッカリしたか？？」
ハツイ「まぁ、ちょっとはな。でも我が家の長男だって言ってスゲー可愛がってたぞ！…エトを産んでしばらくすると、次は女の子が生まれるように頑張るって言って母さんの方から俺に迫るようになってきたんだよな。そして俺はそれに応えたが…次も生まれたのは男だった。しかも今度は双子！！流石にもぅ育てるの大変だから諦めようと説得したのだが…しばらくしてもぅ一回だけと迫られまた妊娠したが今度は腹に居る地点で男だと確信があったらしい。」
「それがクグラね？」