第118章 あなたが好きです!
そしてまた早くもウツロイへ。
「(ヤタカ居ねぇといいなぁ…。)」
アスマ「涼子さん。ここが僕が最後に行きたかった場所です。綺麗でしょ?」
霊のアスマが行きたいと言った場所には綺麗な花が沢山咲いた大きな木があった。
「確かに…スゲー綺麗だ…。(よし!ここも涼子と一緒に来よう!)」
アスマ「ここは恋人達の木って言われてるんですよ。」
「へぇ〜…。(ヤタカが名付けたっぽいなぁ。)」
アスマ「ここで口付けを交わすと二人は永遠に幸せになれるという伝説があるんです。」
「はぁ………ん?まさか!?」
アスマ「涼子さん!僕とここで口付けを!!」
「ぎょぇー!!やめてくれー!俺…じゃなくて私には世界一男前の愛する旦那様のクグラがいるのよー!!」
アスマ「お願いしますよ!一日恋人なんですから!」
アスマは中身がクグラの涼子に口付けを迫った。するとタイミング良く?ヤタカとキクリがやって来た。
キクリ「涼子!?あなた…ここで何を!?」
ヤタカ「君…これは不倫だね?とうとうクグラを裏切ったのか…。いくらクグラがお子様でスケベでアホだからって!!」
「いや、これは違う!…つーか、お前、俺の悪口言いやがって!!」
ヤタカ「は?俺の??まぁ悪口は置いといて…今、口付けを交わそうとしてたろうが!立派な不倫だ!!」
「交そうとしてたんじゃなくて無理矢理チューされそうになってたんだ!!」
アスマ「さぁ!涼子さん!一回だけでいいんでブチューっと!」