第116章 男をたぶらかす妖狐
クグラ「ふっ…このクグラ様がお前程度の女になびくわけがないだろ?」
妖狐「なぜ!?」
クグラ「分からないか?俺にとってのいい女の基準はその辺の男とは違うんだ!」
妖狐「いったいどんな女が貴様にとっていい女だと?」
クグラ「先ず!お前は痩せた女がいい女だと思ってるな?が、それは大間違いだ!程よい肉付きでないといけない!程よい肉付きにデカい乳!むっちりとした太もも!これが俺にとってのいい女の条件の一つだ!ガリガリに痩せた体にデカい乳があったってただの作り物にしか見えん!」
妖狐「そんな…。」
クグラ「それとな、尻だ!そんな貧相で小さい尻じゃ俺は興奮しない!ちょっとデカめな尻!そしてちょっとキツく見えるが何気に可愛いらしい顔!これがないといい女とは言えない!!」
涼子の頬を触りながら言う。
妖狐「私が…この女に負けた…ブスとまでは言わないけど絶世の美女ではないこの女に…。美しい体型とは程遠いこの女に……ぐあっ!」
涼子は妖狐を一発殴った。
「あんた失礼じゃないの!!天和国からさっさと出て行きなさい!!」
妖怪用のハリセンで妖狐を追い出した。
「もぅこれで妖狐はいなくなったわ。」
クグラ「これで平和だな!さぁ、涼子?妖怪がいなくなった祝いにチュー!!」
「……その前に、クグラ?私のことデカ尻とか肉付きがいいとか顔がキツいとか思ってたわけー!?」
クグラ「あっ…いや、それは…。」
「普通に俺にとって涼子が一番可愛いと言えばいいものを…余計なこと言いやがってー!!」
涼子はクグラにお得意の卍固めをお見舞いした。
クグラ「あだだだだ!!ごめんなさいー!!」