第115章 乳離
そして次の日、涼子は子供達を連れてミツハメのナグの所へ遊びに行った。
流石に遊びに行った先で母乳は求めないと思ってたのだが…
トミテ「母ちゃん…おっぱい。」
甘かったようだ。
「他所の家でまで嫌だっての!!」
トミテ「ゔ〜!!」
ダメと言われるとトミテは地団駄を踏みながら愚図り出す。
ナグ「トミテ?どうかしたの??」
イナミ「あのね!最近のトミテは赤ちゃんなのよ!」
ウルキ「毎日ママのおっぱい欲しがってるんだよね!」
ヒキツ「ヒーはもぅ飲まないのにね!」
ナグ「あぁね…トミテ、おっぱいよりみんなで遊ぼうよ?」
トミテ「やー!!おっぱい飲んでからなんだー!!」
騒いでいるとクンヒラとシオツチが子供らの顔を見に来た。
「ほら、トミテ!ミツハメの爺ちゃんズが来たよ?」
クンヒラ「爺ちゃんズって…ん??トミテ様はどうなさった??」
シオツチ「何を泣いているんです??」
トミテ「おっぱいなんだ!!」
「最近また母乳欲しがるようになっちゃって…。」
クンヒラ「母乳かぁ…ヨルナミ様にもそういう事があったなぁ。」
「えっ!?ヨルナミさんも!?」
シオツチ「懐かしいですなぁ…。ヨルナミ様は3歳になってもなかなか乳離ができなくてお母上が手を焼いておった…。」
「もしかして、どうやったら乳離できるか覚えてる!?」
クンヒラ「もちろん覚えてますぞ。あれは……」
トミテに聞こえないように、こっそり教えてもらい帰宅後実践することにした。