第113章 なぜコイツを属鞘にした!?
ヨルナミ「(それは痩せても無理なのでは?)………憧れてもらえるのは光栄ですが…人には向き不向きがありますから。ではこれで!」
また私は逃げようとしましたがまた強引に引き止められました。
ヒモロゲ「そう言わずに!お願いします!何でもします!ヨルナミ様の為なら犬にだってなります!お背中もお流しします!」
あの頃は若かったのであまりにも熱心に言われるとこれ以上は断りきれませんでした。更に土下座までされてしまったので私はヒモロゲを属鞘にすることにしました。
〜回想終了〜
ヨルナミ「まぁ、こんな感じでヒモロゲは属鞘になったわけです。見た目に反してよく働くし結果的に良かったとは思います。」
「強引なのは昔からだったのね…。」
クグラ「で?背中は流してもらったのか??」
ヨルナミ「もちろん丁重にお断りしました。」
「だよね〜下手げに裸体見せたら発情しそうだもんね。」
ヨルナミ「気持ち悪いこと言わないでくださいよ…。ところでクグラはどうやって属鞘を決めたのですか??八風陣はクグラが直々に選んだのでしょう?エトをなぜ選んだのかは聞いたことありますが…。」
「お兄ちゃん以外はどういう基準で選んだのかは知らないんだよね〜!」
クグラ「ん〜…正直イマイチ覚えてないんだけどさ。トルマキとタンデを選んだ時はなんとなく覚えてるぜ!」
「本当??まさか、いい男じゃないから選んだとかじゃないよね〜?」
ヨルナミ「流石にそれはないでしょう。」
クグラ「……なぜ分かった??」
「えっ…冗談で言ったのに…。」