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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第102章 天和国の幼稚園


お次はヒキツの番です。
ヒキツ「ヒキチュでしゅ!これは妖精クグランとエトでしゅ!」
フヨウ「…クグラン?ってもしかして日本の生き物ですか?」(コソコソ)
「いや…クグラが鎧巨人に変身して『妖精クグランだよ〜!』ってやった時の姿なんですけど…正体がクグラだと気付いてないみたいで。」(コソコソ)
フヨウ「ふふっ…クグラ様って本当にお茶目ですよね。」(コソコソ)
「ははは……。」
クグラ「(ヒキツ…どうせならクグランの方じゃなくてこのままの俺を描いてくれればいいのに…。)」
最後はトミテの番です。
トミテ「おではトミテ!爺ちゃんと婆ちゃんとママ描いたじょ!爺ちゃんいっぱい遊んでくれるんだ!」
ハツイ「トミテ!クグラではなく爺ちゃん描いてくれてありがとうな!やはりお子様な父親より偉大な祖父だよな!」
クグラ「このクソ親父め…!!」
トミテ「ん?ママの方の爺ちゃんだじょ?」
ハツイ「ガーン!!そんなー!!」
クグラ「や〜い!涼子の父ちゃんに負けてやんの〜!!」
「……クグラも描いてもらえてないんだけどね。」
そして最後に自由遊びをします。
いつもは涼子の方にべったりな子供達だが遊ぶとなるとみんなクグラの方に行くのです。
トミテ「パパ!馬やっでくれ!」
ウルキ「ウーも!ナカゴも乗せてあげてよ!」
ナカゴ「僕もいいの?」
ヒキツ「パパは力持ちだからできりゅよ!」
ウルキ「ママには負けるけどね!」
クグラ「ウルキ!ママに負けるは余計だ!よし!みんな順番に乗せてやるから待ってろな?」
マルカ「クグラ様、すみません…ありがとうございます。」
「クグラは子供と遊ぶの好きみたいだから大丈夫ですよ。にしてもウルキとナカゴ君結構仲良くしてるみたいですね!」
マルカ「うん。よくナカゴからウルキ君と遊んだ話聞いたりするのよね!」
「普段イナミにべったりだけど男の子同士で遊んだりもあるみたいだし安心したわ。」
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