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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第102章 天和国の幼稚園


まぁそんなこんなで参観会が始まります。
先ずはいつもやっているお遊戯です。
クグラ「……イナミ超可愛いな〜!!つーか、子供らの中で俺らの子が一番上手くねぇか?」
「よく家でもやってたけど確かに上手になったわよね!他の子の親もみんな自分の子が一番上手だと思ってるだろうけど。」
クグラ「いや、客観的に見ても上手いぞ!…にしても、親父がお遊戯やってるの見ることになるなんて…なんか複雑な気持ち。」
ハツイはイナミ達の近くで結構ノリノリでお遊戯をやっているのである。
「まぁ、今は5歳だしいいじゃない?」
クグラ「…まぁ、とりあえず踊ってるのまではいいとしても、ちょっとずつ乳のデカい母親達の方にスケベな目をしながら近付いていくのが嫌だ。」
「スケベなのはクグラそっくりじゃない。」
クグラ「俺、あそこまで露骨じゃねぇから!」
次にお遊戯が終わったら次はお絵かきをやります。
先生「では、今日はみんなの好きな人を描いてみましょうね?」
子供達「は〜い!!」
クグラ「イナミ達、俺のこと描いてくれるかな〜!」
「たぶん…イナミはカンナギ描くんじゃない?」
クグラ「は!?あの裸の王様をか!?」
「いや、裸の王様はあんたも同じでしょうが。ウルキはイナミで、ヒキツは妖精クグランで、トミテは爺ちゃんじゃない?」
クグラ「4人も子供が居て誰も俺らを描いてくれないのか…。一応クグランは俺だけどさ。妖精だと思い込んでるし…。」
そしてお絵描きが終わり一人ずつ発表する。
最初はオヒカとフヨウの娘のソイから発表です。
ソイ「ソイです!私は大好きなお父さんとお母さんを描きました!」
「流石ソイちゃんね。しっかりしてる!」(コソコソ)
フヨウ「いえいえ。でも主人が見れたら感動したかもしれませんね。」(コソコソ)
オヒカは仕事が抜けられず残念ながら今回の参観は不参加なのでした。
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