第87章 呪いのすごろく
隣の部屋にて
イナミ「え〜!パパ、カンナギと一緒なの!?ズルい!私も行く!」
「ダメよ…。二人の邪魔をしちゃ。(子供らに見られたら流石に気の毒だわ…。)」
ウルキ「そうだよ!イーちゃん!カンナギのことなんて忘れるんだ!」
エト「うわー!!」
すると外からエトの叫び声が聞こえた。
「ん!?お兄ちゃん!?」
涼子が見に行くとエトは裸で密着しているクグラとカンナギを見てしまっていた。
「あぁ…見ちゃったか…。」
エト「そんな…クグラが…カンナギ様と浮気だなんて…。」
クグラ「いや!兄さん!誤解なんだ!!」
カンナギ「そうだ!誰がこんな奴と!」
エト「涼子!弟がすまない!!」
エトは涼子に土下座をした。
「ちょっと…お兄ちゃんそんなことやめてよ…!」
エト「クグラには俺からよく言って聞かせるから!頼むから離婚は考えないでくれ!」
クグラ「頼むから話を聞いてくれ〜!!」
「お兄ちゃん、実はね…」
涼子が説明してなんとか誤解を解くことができた。
そして次の日の朝、一晩裸で過ごした二人はやっと離れることができた。
クグラ「もうすごろくは嫌だー!!」
ちなみに呪いのすごろくはカンナギに燃やしてもらいました。