第80章 焼肉戦争パート2

ヨルナミ「はぁ…そんなに味の濃いものばかり好んで食べていては体に良くないですよ？」
ヤタカ「そうだ！それにそんなにタレをこぼして…下品だろ！」
カンナギ「うるせぇ！食べ方や体の事ばっか気にしながら塩をちょびちょび付けて食ってる爺さんズは黙ってろ！」
ヨルナミ「なっ！爺さんとは何ですか！！」
ヤタカ「君達は塩の良さが分からないお子様ズじゃないか！」
ヨルナミ「そうです！上質な肉は少量の塩とわさびで食べるのが最高に美味しいのです！」
ヤタカ「あぁ…でもヨルナミ？お子様は塩とわさびの良さ以前に食べられないんじゃないか？」
ヨルナミ「それもそうですね…お気の毒に…。」
カンナギ「けっ！わさびの良さなんて分からなくて結構だぜ！」
クグラ「つーか、さっきから好き放題言いやがって！お子様ズ言うなー！！」
ヤタカ「そちらが先に爺さんズと言ったんだろう！」
クグラ「言ったのはカンナギで俺は言ってない！！……………あー！！」
言い合いをしてる時にクグラが突然叫んだ。
カンナギ「なんだよ…あー！！コイツ！！」
ヤタカ「なんてことだ…。」
ヨルナミ「…あんなにあった肉が…もうない！？」
神鞘ズが言い合いをしている最中に涼子が一人で肉を食べてしまったのである。
クグラ「涼子…なんで全部食っちまうんだよー！？」
「だってあんたら下らない喧嘩してて全然食べないんだもん。」
ヤタカ「だからって全部食べることないじゃないか！」
ヨルナミ「そうですよ！食い意地張りすぎなんじゃないですか！？」
「あのね…肉の量は限られてるの！モタモタしてたら食べられて当然でしょ？早い者勝ちなのよ！敗者は残ってるタレをご飯にかけて食べなさい！！」
涼子は偉そうに言う。
カンナギ「なんて奴だ…。」
そして言い返す気にもなれなかった神鞘ズはみんなで白いご飯にタレをかけて食べた。
クグラ「なんか虚しいけど…やっぱタレかけ飯美味っ！！」
ヨルナミ「確かに…このタレご飯に合いますね。」
ヤタカ「うん…。たまにはこういうのもいいかもしれないな！」
カンナギ「しゃーねぇ！肉食えなかった分タレ飯食うぞ！！」
なんやかんやでタレかけご飯で満足できた神鞘ズなのであった。