第70章 降霊
ある日涼子は物置の整理をしていた。
「うわ〜、ここ長年掃除してなかったのね。すごい埃!」
するとある物を発見する。
「これは!?」
涼子は部屋に戻る。
ちなみに今日はヨルナミが来ていてクグラと話をしている。
「二人とも見てみて〜!凄いもの見つけたよ!」
クグラ「なんだ?汚ねぇ書物だな。」
ヨルナミ「日記ですかね?いったい誰の??」
「コレね〜先代の風の神鞘が残していった物なんだよ!」
クグラ「マジかよ!?なんでそんなもんが??」
「物置整理してたら出てきたの!」
ヨルナミ「よくそんな古いものが残ってましたね。」
「なんか大事そうに鍵付きの箱に入ってたんだ!」
クグラ「鍵も近くにあったのか?」
「いや無かったのよ。だから力ずくで箱壊して開けたんだ〜!」
ヨルナミ「相変わらずですね。(野蛮だ…。)」
「…ねぇ?コレ使ってさ先代の風の神鞘呼び出してみない??」
クグラ「んなことできるのか??」
「うん!降霊って言ってね?その人の念が残ってるような物と霊能力があれば魂を呼び出せるのよ!」
クグラ「へぇ〜…なんか面白そうだな!」
ヨルナミ「どんな人か興味はありますね。」
「でしょ〜?神鞘ズってみんな顔がいいからきっと先代もイケメンかもね!」
クグラ「まぁ俺には負けるかもしれねぇがな!早く呼び出してみてくれよ!」
涼子は小さな魔法陣を書きそこに書物を置く。
「古に失われし魂よ!黄泉の世界より降り立ちたまえ!」
そして呪文を唱えると男が現れた。