第43章 ダイエット大作戦

ハニヤスの花畑にて
ナチル「あぁ…マリア様。次会えるのはいつかしら…。」
花を摘みながらナチルは呟く。
カバネ「またマリア様かよ…。」
ナチル「あら、カバネ？ヤキモチ？？」
カバネ「それは絶対にない！」
エミス「ねぇ、マリア様って最近ナチルよく言うけどどんな人なの？？」
ケルタ「ん〜…。ナチルさんより男らしい女性かな。」
エミス「涼子ちゃんみたいな？？」
カバネ「いや、アレは男らしいじゃなくてガサツなたけだろ？」
「誰がガサツだー！！」
ケルタ「あの声は！？」
「カバー！！(←カバネのことです)今、女らしさの象徴と言われた私にガサツと言ったなー！」
ナチル「いや、女らしいって感じではないですよね？どちらかというとあたしのが女らしいし！」
「オカマさんはだまらっしゃい！」
ナチル「オカマじゃないわ！男の娘よ！」
カバネ「男の娘って…オカマじゃねぇか。つーか、カバはやめてください！いったい何してるんですか？凄まじい顔で。」
「みんなして凄まじい顔だの鬼の形相だの失礼ね！ダイエットよ！」
ケルタ「ダイエットって何ですか？？」
「痩せる為に走ってるのよ！お宅の裸の王様カンナギに笑いながら『お前太ったか？』とか言われて、もう悔しくて悔しくて！」
ナチル「はぁ…カンナギ様って無神経よね。女心を分かってないわ。涼子様は別に太ってはいないのに。ちょっと二の腕太めだけど。」
「ナチルさん結構失礼ね。とにかく私は痩せなきゃいけないの！じゃっ！」
エミス「え〜…涼子ちゃん一緒に遊べないの？？」
「ごめんねエミスちゃん。また後でね！じゃっそういうことで！」
また鬼の形相で走り出す