第42章 アカチとエミス
そしてハニヤスにて
アカチ「ここに埋めてあるはずだ。」
3人で掘り返してみた。
「これは…」
掘り返すと箱があった。
アカチ「ちゃんとあったようだな。それを三神涼子、お前にやる。」
「まぁせっかくだからもらっとく!てか、中身は何なの??」
アカチ「それは…まぁ帰ってから開けて見てくれ。じゃぁ俺らはそろそろ成仏する。エミスを探してくれたこと礼を言う。」
エミス「涼子さん、ありがとう!カンナギのことよろしくね。」
「カンナギのことはともかく…生まれ変わってきたらまた会いましょう!」
そして2人は成仏していった。
そして帰宅
クグラ「涼子ー!!遅かったじゃないか!」
「ただいま〜。掘り起こすのにちょっと時間かかっちゃってさ。これ、アカチから貰ってきた。」
クグラ「中身は何なんだ??」
「帰ってから開けろって言うからまだ見てないのよ。」
涼子は箱を開けてみる。すると中には書物が入っていた。
クグラ「…ん?金じゃないのかよ。」
「でもさ、何かいいこととか有難いことが書いてあったりするのかもよ?」
2人は書物を読んでみた。
クグラ「……………なぁこれ、有難いか?」
「………いや、全然。」
内容はエミスがどれだけ可愛いかを綴ったものであった。
クグラ「よくこんなに書けたよな。俺、涼子のこと好きだけど涼子のことだけこんなに書く自信ないな。」
「私も。…とりあえず、アカチの形見ということでカンナギにでもあげるか。」