第4章 カンナギに恋する女の霊
「まったく逆恨みもいいとこよ。あっ!クグラ起こさなきゃ。クグラ〜起きて!」
クグラ「んあっ。…涼子。」
「クグラお疲れさま。霊はもういないからね。あと、楽しい写真も撮れたよ!」
涼子は霊が乗り移った状態のクグラがカンナギに抱きついてたりキスを迫ってる写真を見せる。
クグラ「うわっ!何だよこれ!?気持ち悪っ!!」
カンナギ「んなもの撮ってんじゃねぇよ!!」
「私的にはカンナギが女役のが合ってると思うんだけどね〜。せっかく撮ったからエトさんやヨルナミさんたちに見せちゃおう!」
クグラ&カンナギ「見せるな!!」
クグラ「なぁ…涼子?」
「ん??」
クグラ「さっき…カンナギがお前のこと好きだって言ってたよな??」
「あれ?聞いてたの??」
クグラ「少し聞こえた。」
「あぁ、あれは霊の矛先を自分から私に向ける為の嘘だって。」
クグラ「本当にそうなのかな…。」
「カンナギが私のこと好きなはずないじゃん!」
クグラ「…ならいいけど。」
「クグラ?私が好きなのはクグラだけだよ??…クグラも私のこと好きでしょ??信じて?」
クグラ「俺も涼子だけが好きだ。他の男のところなんて絶対行くなよ!」
「行くわけないでしょ。」
2人は抱き合う。
カンナギ「おい!乳繰り合うなら他所でやれ!」
ちなみにここはカンナギの部屋である。
「こりゃ、失礼しました!」