• テキストサイズ

クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第34章 ナチルとチョコレート


数時間後
マリア「涼子!待たせたね。」
「いいよいいよ!じゃぁ天和国へ行きましょ!」

その頃ナチルは
ナチル「マリア様…本当に来てくれるのかしら…。」
ケルタ「ナチルさんなんかソワソワしてますね?何かあったんですか??」
ナチル「今日愛しのマリア様と会えることになったの!」
カバネ「愛しのマリア様って…前に話してた涼子様のご友人で異世界の人??」
ちなみにケルタとカバネはマリアが女だということを知りません。ナチルの想い人なので男だと思ってます。
ナチル「そう!涼子様が今日連れてきてくれるって。早く来ないかしら…。」
すると突然天井が光り出した。
カバネ「なっ…なんだ!?」
光の中から涼子とマリアが現れた。
ケルタ「涼子様!と?」
ナチル「きゃー!マリア様ー!!」
「よっ!ケルちゃんとカバちゃんお久しぶり!」
ケルタ「その呼び名はやめてください!」
カバネ「なんかスゲー嫌。」
「細かいことは気にしなさんな!」
マリア「ナチルさんお久しぶり。今日もお綺麗ですね。」
マリアはナチルの手を取り軽く甲にキスをする。
カバネ「なぁ、ケルタ。このマリアって男もガチでホモだったり??」(コソコソ)
ケルタ「もしかしたらナチルさんを女と勘違いしてるのかもしれないよ?」(コソコソ)
カバネとケルタがコソコソ話しているのも気にせずにマリアはナチルと話す。
マリア「ナチルさん、この前はカセフノまで案内してくれてありがとう。これは私の気持ちだ受け取ってほしい。」
マリアはナチルに小さな箱を渡す。開けると中にはチョコが入っていた。
ナチル「これはチョコレートですね!」
マリア「私のお気に入りの店のチョコレートです。是非ナチルさんにも食べてもらいたいと。甘い物はお好きですか?」
ナチル「甘い物大好きです!嬉しい!」
マリア「喜んでもらえてよかった。」
/ 603ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp