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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第27章 入れ替わった!?


イナミ「ママ!ご飯早く!」
ウルキ「ウーお腹空いちゃったよ!」
「あー、ごめんね。ちょっとパパを懲らしめてるところだから!待っててね!」
イナミとウルキはヨルナミとクグラをじーっと見つめた。
「どうしたの??」
イナミ「ねぇ、なんでヨルニャミはパパの格好してるの??」
ウルキ「変なの〜!パパはヨルニャミの格好してる〜!」
イナミ「真似っこだね!」
ウルキ「ウーもパパの真似っこしたい!」
「……………ん??」
クグラ「だからー、私はクグラと入れ替わってしまったヨルナミなんです!」
「……マジで??」
ヨルナミ「マジだよ。頼むからヨルナミを離してやってくれ。」
「………嘘ー!!なんで早く言ってくれないのよ!」
ヤタカ「いや、最初から入れ替わったって言ったから。」
カンナギ「お前が全然信用しないから悪いんだろう。つーか、ガキどもの言うことは信じるのかよ。」
「だってこの子達食べ物関連以外は嘘つかないもの。…ヨルナミさんごめんなさい!!」
涼子はヨルナミを解放した。
クグラ「はぁ…死ぬかと思った。なんて力なんでしょう。これで女性だなんて信じられない…。」
「…なんかムカつくわね。で?なんでこんな事に??」
カンナギ「だから最初に言ったろうが!地震があった時にぶつかって入れ替わっちまったって。」
「…ぶつかった時に二人同時に幽体離脱して幽体が戻る方を間違えたってとこか…。」
クグラ「涼子さん何とかなりませんか?」
「アハハハハ!クグラがその話し方とかスゲー変!涼子さんだって!」
クグラ「笑い事ではありません!真剣に考えてください!」
「…とりあえず幽体離脱させるしかないわね。」
そう言うと涼子はバットを持ってきた。
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