第26章 呪いの仮面
そして次は高速スキップでミツハメに向かう。
仮面男「楽しいかい?(んがー!もうやめてくれー!!)」
仮面女「楽しいわよ〜!(もう!これ以上恥の上塗りはやめてー!!)」
スズクラの入り口にて
ヒルコ「(なんだこの変な仮面は。)…クグラ様、涼子様よくいらっしゃいました。本日はヨルナミ様に何か御用で?」
仮面男「ふはははは!そのような者に用はない!」
仮面女「我々の幸せを皆に分け与えに来たのだ!」
ヒルコ「(二人共阿保っぽいなとは思ってたが本当の阿保だったようだな。)左様でございますか。」
仮面男「見よ!我らの踊りを!(だー!!いい加減にしろ!)」
仮面女「ミツハメで愛の舞!(ダサッ!!)」
また二人は下手な踊りを始める。
ヒルコ「……(これ見てなきゃいけねぇのかな。すげぇ痛々しい。)」
妙な踊りが始まり民も集まってしまった。
ヨルナミ「ヒルコ、いったい何の騒ぎです?」
ヒルコ「ヨルナミ様!…なぜかクグラ様と涼子様が踊り出して。ミツハメで愛の舞とか言ってました。」
ヨルナミ「何ですその恥ずかしい踊りは!クグラ!涼子さん!おやめなさい!見苦しい!」
仮面男「ん?見苦しいとな!?」
仮面女「我らが愛し合ってるのを見て嫉妬してるのではないか?」
仮面男「成る程!ふはははは!これ、そこの髪の長い女顔の青年よ嫉妬などやめるのだ。」
仮面女「我らの舞をよく見よ!その嫉妬心が浄化されるぞよ!」
また踊り出す。
ヨルナミ「訳の分からないこと言うのはおやめなさい!!…あらわへたまえ!哭多!」
仮面達は哭多の水で飛ばされた。
ちなみに飛ばされたのはウツロイの方である。