• テキストサイズ

クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第26章 呪いの仮面


民1「おい、なんだありゃ?」
民2「あれはカセフノのクグラ様とそのお妃の涼子様じゃないか?」
カバネ「何の騒ぎだ??」
民1「あっ、カバネ様。なんかあの二人が突然踊り出しまして…。」
カバネ「こう言っちゃなんだが…カンナギ様が言ってた通り本当の阿保夫婦だったんだな…。」
仮面女「あら、みんなが私達を羨望の眼差しで見てるわ!(違う馬鹿にされてるんだ!いい加減やめろ!!)」
仮面男「我らの幸せを皆に分け与えようではないか!(馬鹿!余計なことはするな!人が居ないところへ行け!)」
更に図に乗って踊り出す。涼子とクグラの心の声など一切聞こえてない上に気にもかけていない。
カンナギ「おい!そこの馬鹿夫婦!ここで何をしてる?」
仮面女「なんだこの下品そうな男は!」
仮面男「我らの愛のひと時を邪魔するでない!」
カンナギ「…とうとう頭に虫でも湧いたか?」
仮面女「ふっ、この者と話しても時間の無駄だ。」
仮面男「もっと向こうで愛を育もう!」
二人は手を繋ぎ高速スキップで去って行った。
カンナギ「…何だったんだ?」
/ 603ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp